ひまわりの特別位牌を先日お彼岸前に、納めさせていただきました。人生で一番困るのは、死に逝く順番で、残された者の悲しみは計り知れないものがございます。特に自分のお子さんとなればそれは相当なものと思われ、そんな心に関する仕事の依頼でありました。
まだ記憶に新しいニュージーランドでの地震で、23才の娘さんを海外留学で亡くされたご両親からの依頼で、既成の位牌では、どうしても納得がいかず、私の元まで辿り着いたお話しでありました。丁度仏壇の仕事もさせて頂いてた事もあり、半年前から取り組みました。不思議なもので、去年の夏頃、近所のひまわり畑が満開になり、普通は撮影などしないのですが、なんだか皆が同じ方向を見てる立ち姿が可愛くてなにげに撮影をし、ハチも多いのですが、蜜を吸うのに一生懸命で、こちらには一向に興味はなさそうでお陰でじっくり観察までしてしまいました。自分でも何故そんな事をしてるのか不思議でなりませんでした。その時はいつもその事は解らないが如く、今回もそんな事であり、なんとその娘さんは「ひまわり」が大好きでそれを使って欲しいとの事でありました。ひまわりを見ておく事はこのためだったのだと確信し、またそれが天命だとも感じてしまう歳にもなったのだと思えました。位牌は特別仕立てとし、京都の方だったので、京塗り、京位牌に拘り、位牌作りのスペシャリストに協力して頂き、ひまわりの蒔絵を施しました。納品の後、ご両親には感謝の言葉を頂きましたが、掛け替えの無い仕事をさせて頂いたご両親と私に声を掛けて下さったコーディネイトのS女史には感謝しきりでございます。ひまわりをイメージした特別な位牌をどうぞご想像下さい。それはその人の想う事なり。ご冥福をお祈り申し上げます。
最後に、位牌は、戒名、俗名を入れ祈り魂を入れます故、その人本人に成り代わる事となり、事の重大さに身が引き締まる思いでございました。丁度お彼岸にての話しです。
今夜、2011年11月17日、私が、デザインしました「漆香器」漆塗りアトマイザー(香水入れ)が、ブータン国王両陛下に結婚のお祝いに贈呈されました。
福井県西川知事が、ブータン国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下ならびにジツェン・ペマ・ワンチュク王妃陛下の訪問を歓迎して開催される歓迎レセプションにて、本県の越前漆器の技法を用いた山久漆工さんと作りました「漆香器」が贈呈されました。
大変名誉な事であります。
デザインコンセプトは、香りは引き合う魅力を出す事にあり、香りにより生み出される愛の形。「花」をテーマとし、形は「おしべ」と「めしべ」をイメージ致しました。
ブータン国王両陛下が、どんな香りを入れ、互いの香りを楽しむのだろうかと想像するだけで幸せ感が漂います。
国民の幸福感が高い国と聞いております。ますますの幸福感を世界中に撒いて頂く事を願うばかりです。
12月中頃、この時期には毎年、ドイツ文化センター&日本サッカー協会から、私がデザイン制作しました、天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝トロフィードイツ杯に付ける優勝ネームプレートが送られて来ます。これは今年度の勝者のチームの名前を刻む仕事の依頼であります。もう最初の年から6年目を迎えます。2011年の勝者は鹿島アントラーズであり、その勝者を刻みます。私の中では、新年を迎える恒例の行事となりつつあります。毎年、元日に日本一決定戦が行われそのネームプレートに触れる事が出来る誠に縁起の良い仕事に感謝の念で一杯であります。これから準々決勝、準決勝、決勝戦と試合が進み、来年元日、どのチームの誰がドイツ杯を手にするのか楽しみであります。来年の元日、皆様、オトソを飲みながら日本一決定戦を是非観戦して見て下さい。ドイツ杯も、ドイツ文化センターの所長が、選手に渡す5秒位映ります。
NTTdocomo提供 文化放送、ドコモ団塊倶楽部と言う番組で私、鈴木尚和がデザインしました。「nyunyu湯たんぽ」が紹介されます。
昨日、私がデザインしましたnyunyu湯たんぽが、NTT東日本/フレッツ光メンバーズクラブ会員のメールマガジンに取材されました。配信は2月3日で、なんだか配信数は200万人だそうです。ただ開くのは20パーセントらしく、それでも40万人も見ると言う事でしょうか?こんな数のメールマガジンを持ってるのは凄い事です。見つけて頂いて感謝しきりです。ラジオでもかなりの反響があったので、今回はどうなるのしょうか?宣伝して頂けるのは嬉しい事です。その後、フレッツ光のwebに掲載して頂けるとの事です。誠に有難うございます。
東京ギフトショーにて2つのブースから出品参加させて頂きます。
北杜サイトです。私が約7年前、NTTファシリテーズさんから依頼を受けた計画です。太陽光発電関係では有名になりました。しかしプロフィールに乗らない仕事なのです。
日本で一番太陽が注ぐ街、山梨県北杜市。その地に日本の主要メーカー全てのソーラーを並べ、未来へ向けての電力供給システムの礎となる研究であります。
あるプロジェクトのため、修復中の東寺を調査&見学させて頂きました。
長い時間を掛けて、ご案内して頂いた菅澤先生には、お礼を申し上げます。
東寺、五重塔、最上部にて。めったに登れません。
東寺、五重塔を東門方面よりの眺め
東寺、五重塔の内部です。真ん中の主柱です。中は真っ暗です。
東寺、五重塔の内部です。下を覗くとこんな感じです。足を踏み外すと、一階まで落ちてしまいます。内部の構造が良く理解出来ます。
東寺、五重塔、屋根一段目の軒下で支えている「おに」たちです。四カ所それぞれ表情が違い、ユニークな表情を魅せます。足場がなければ、こんな近くでは見れません。
東寺、五重塔関係の調査の図面です。なんと菅澤先生は多種のからす口を使って書かれています。私もからす口を使ったのは大学時代以来でいたく感動してしまいました。東寺の図面、そりなどのライン、コンピューターの圴一なラインでは描けないとおっしゃってました。凄い熱の入れようです。
New York 2012
Fountain art fair にGallery DEN のブースより出品参加させて頂きます。
March 9-11,2012
出品作品抜粋
Power of Twinkling
Silver925. 0.05carat diamond.wood.acrylic.
W30cm×H45cm×D6cm
シルバー925をバーナーで焙り溶かし、完成後、酸化硫化が進み作品の変化する時間を見せたく思いました。シルバーが微妙な変化を繰り返し、黒ずんでいきます。そのなかでdiamondが輝きます。
他のNYのギャラリーでは、Mr.Suzuki変化しては困ります。(笑)と言われましたが。
http://www.fountainartfair.com/
Fountain Art Fair New York at the 69th Regiment Armory
68 Lexington Avenue at 25th Street
March 9–11, 2012
New York, NY—On March 9-11, Fountain Art Fair will open its doors at the 69th Regiment Armory for its seventh annual New York edition. An exhibition known for its vibrant energy, focus on daring emerging art, and disregard for convention, Fountain is committed to representing today’s most cutting-edge artists and galleries in its new home at the 69th Armory, a historical city landmark and site of the original 1913 Armory Show.
Fountain is thrilled to announce that space at the 69th Armory is nearly sold out! Only a handful of booths remain, and the deadline for applications is February 4th. Returning participants include Kesting/Ray, Mighty Tanaka, Lambert Fine Arts, Front Room Gallery, Sarah Trouche, and more. Some outstanding new exhibitors include Munch Gallery, creamhotel, Republic Worldwide, and Uprise Art. Fountain opens for a VIP and Press Preview on Friday, March 9 from 1-7pm, followed by a public opening night reception from 7-11pm, complete with a performance by musical legend Fab 5 Freddy for an unforgettable kick-off celebration.
Fountain is proud to be partnering with Art for Progress, a non-profit providing dynamic, creative arts education programming for under-served youth. Art For Progress will be exhibiting a diverse selection of work from its most promising visual artists and a special exhibit featuring student artists from various high school programs in New York City.
More details about the carefully-culled program of art, installations, and live performances that make the singularly resonant Fountain art experience will be announced in the coming weeks. Visit FountainArtFair.com or Fountain’s Facebook page for the latest announcements on Fountain New York 2012.
Deadline for Fountain New York 2012 applications is February 4th—space is limited!
New York 2012 Exhibitors:
Albany Center Gallery * Andrew Kennelly * Art For Progress * Big Deal Arts * Broadway Gallery *Cheap & Plastique * creamhotel * Francesca Arcilesi Fine Art * Evo Love * Front Room Gallery *G-Spot * Gallery DEN (Hisakazu Suzuki参加)* Gilf! * iArt-4 Collective * KESTING / RAY * Lambert Fine Arts * Leslie Lyons * Mark Demos * Michael X Rose * Mighty Tanaka * Mind the Art * Munch Gallery * Murder Lounge * Post Nature Art * Republic Worldwide * Sarah Trouche * Solo(s) Project House * Tinca Art * The Marketplace Gallery * Uprise Art * YES Gallery
Fountain Art Fair New York at the 69th Regiment Armory
March 9–11, 2012 | 68 Lexington Avenue at 25th Street
General Hours: 1pm–7pm daily
Tickets: $10 daily / $15 weekend pass
2012年5月8日、PORSCHE専門店、Code9さんにて、PORSCHE専門誌に取材を受けました。ショールームは私、鈴木尚和がデザインさせて頂き、もう25年近くのお付き合いです。そのショールームの中にギャラリーコーナーがあり、私がポルシェをモチーフとしたアート作品展示とCode9さんとの出会いとPORSCHEとの濃密な関係性についてです。とても楽しい話しが出来、関係者の皆様、誠に有難うございました。
PORSCHE専門誌「THE 911&PORSCHE MAGAZIN」No68に、先日、私、鈴木尚和がPORSCHEのARTWORKの取材を受けた記事が掲載されました。10年ぶりの再取材であり、Editor's Letterと言う巻頭ページです。6月6日発売です。作品は、20年以上お付き合いさせて頂いてるPORSCHE専門店、Code9 internationalさんで展示中です。
新会社「Vitamin Japan」のVI、マーク&ロゴを私、鈴木尚和がデザインさせて頂きました。
マークは、全ては円(縁)からの繋がりであり、人の繋がりでありたい。中の曲線は、Vitamin Japanの「 J 」でもあり、一本の小さい流れが、大河に通じる意味を込めました。
コーポレートカラーのグラデーションは元気になっていく時間をも表現し元気になるようVitamin錠も連想させるよう致しました。開業誠におめでとうございます。
iLAC Co.,Ltd. のロゴ&マーク、VI計画の総合デザインを私、鈴木尚和がさせて頂きました。マークは「わ」が繋がり飛躍する事を願ったものです。この新会社は、おもに抗体開発(ガン、神経系疾患、自己免疫疾患、伝染病等)と診断用質量分析装置等を開発していきます。今後、分析装置や医療関係等のデザイン化のお手伝いもさせて頂きます。すでに海外とも繋がりがあり、役員はほとんどが物理学者。名刺の名前の後にPh.D.(博士の学位)となり、こんな肩書きを入れたのは初めてであります。予てよりもっと深く医療関係のデザインの仕事をしたいと思っていたので声を掛けて頂いき深く感謝をしております。又社長は地方に病院設立の夢も語って頂きました。その折りには皆様のお力を賜りたく思っております。よろしくお願い致します。
今回、私、鈴木尚和がデザインさせて頂いた、漆塗りスプーン「葉風」hafu~を、石川県立伝統産業工芸館で展示、販売して頂く事となりました。この「葉風」やお椀「つぼみ」は福井県にある山久漆工さんとの製品であります。よって福井県の物を石川県の伝統産業工芸館で展示するなどと言う事は、あまり無い事でありますが、今は産地同士が、協力し合う良い機会になればと密かに願っております。兼六園に隣接する良い場所です。お近くにお出掛けの際は、お寄り下さい。
漆塗りスプーンは、大小とレンゲタイプの3種類をそれぞれ拭き漆塗りと本漆塗りで合計6種類を私、鈴木尚和がデザイン致しました。山久漆工さんとの最初の出会の時、究極の漆塗りのスプーンを作りたいと夢を頂き構想5年越し、制作には1年以上の歳月を掛けました。モックを作り、図面で調整、3D加工と手仕上げで試作、試作が出来た段階で、ヨーグルトを食べたり、スープを飲んだり、カレーを食べたり、1回で上手くいく訳も無く、何度もトライ致しました。難しかったのは、スプーンの幅と深さ、そして柄の部分とのバランス。食べ心地、持ち心地、眺め心地など感覚を大事にし、お陰さまでちょっと色気のある満足のいく出来映えになりました。
2012年11月1日、うちSPAZIO WORKSの事務所でテレビ取材を受けました。
内容は、ウエットスーツメーカーさんと一緒に作りました、湯たんぽデザイン秘話です。出会いから試行錯誤し製品化に至り、今後の展開などお話致しました。中央は伊賀社長です。大分放送の方々もお疲れさまでした。それにしてもカメラマンさん、狭い所でも、大きいカメラをぶつける事もなく素早い動きに感心しきりです。それもそのはず、カメラ一台で車数台分?!又他のデザイン製品も撮影して頂きました。皆様長い時間有難うございました。放送は12月初旬だそうです。
私、鈴木尚和が、新潟に続き、ふくい産業支援センターにデザイナー専門家登録をして頂きました。福井県の方は、専門家派遣事業により利用出来ますのでご相談下さい。福井とは山久漆工さんとの漆の製品作りも長く、又いくつかの賞も頂き、私がデザインさせて頂きました漆塗りアトマイザー「漆香器」は福井県知事よりブータン国王両陛下への結婚祝い品としての贈答品となり、評価されたようです。お陰さまでこれは日本パッケージアワードも賞を頂きました。先日は、偶然にも福井県の仁愛女子高等学校の記念モニュメントを納めたばかりで、誠に感謝する次第です。
この時期には毎年、日本サッカー協会&ドイツ文化センターから、私がデザイン制作しました、天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝トロフィードイツ杯に付ける優勝ネームプレートが送られて来ます。これは今年度の勝者のチームの名前を刻む仕事の依頼であります。もう最初の年から7年目を迎えます。2012年の勝者はFC東京であり、その勝者を刻みます。私の中では、新年を迎える恒例の行事となりつつあります。毎年、元日に日本一決定戦が行われそのネームプレートに触れる事が出来る誠に縁起の良い仕事に感謝の念で一杯であります。来年元日、どのチームの誰がドイツ杯を手にするのか楽しみであります。来年の元日、皆様、オトソを飲みながら日本一決定戦を是非観戦して見て下さい。ドイツ杯も、ドイツ文化センターの所長が、選手に渡す5秒位は映ります。