丸に三つの柏。うちの鈴木家の「家紋」です。
実家で着物を整理してましたら、紋付羽織袴が出て参りまして、家紋をしみじみ見てしまいました。
皆さん自分の家紋をご存知でしょうか?意外にじっくり見たことがないのでは、、、
ちょっと調べたくなりまして、調べた所、、、
古代より神道の儀式で、重要な役割を果たした柏の木を題材とし、伊勢神宮や熱田神宮の神職家が家紋として用いた事でも有名な、柏紋の一種である丸に三つ柏との事。
カシワの木は神道の儀式に深い関わりを持っている事から、柏紋を神紋として用いる神社も多かったですし、各々の社の神事を司る神官(神主)の家柄や、その社の氏子などは、家紋として用いるケースもあったようです。
有名なところでは、伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)の神職家の一つである久志本家や、熱田神宮の大宮司の家柄の千秋家などが、自家の家紋として用いています。
呼ばれるのは、なるほどと納得したり。そう言えば、うちの爺ちゃんは、大工の棟梁で神輿も創っていたと聞きました。このような経緯で、柏紋の家紋としての使用が始まりましたが、その後一般的にも、翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から「代が途切れない」意味合いで縁起物とされ、家紋に用いる動きが生まれたとの事。
なんだか、家紋一つづつの深い意味があり、なんだかグラフィックデザインなのですが、日本文化の奥深さを感じた次第です。
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